業務効率化を社内に浸透させるには…?

考えるきっかけになったツイートがこれです。

益田さんありがとうございます。

そう、RPAをはじめとする業務効率化ツールは

「使わなくても良いけど、使ったほうが良い」

のです。

ここに効率化がなかなか進まないヒントが隠れている気がしますね。


うまい例えが見つからないのですが、「自転車でも通勤はできるけど、電車で通勤したほうが早い」のと同じでしょうかw


ではなぜみんな電車通勤をするのか。


早いし、安いし、寝られるし、時間に正確だし、疲れないし、雨の時ラクだし...


一つ言えるのは電車を使う理由がちゃんとある、という点。


では、「電車」を「業務効率化ツール」に置き換えて考えたときに、電車のときのような理由が次々出てくるかというと…


残業代稼げなくなる、仕事がなくなる、早く家に帰ってもすることない

ツールの使い方や作り方を覚える時間なんてない、などなど…


何かとマイナスな理由が頭をよぎります。ツールによる業務効率化を推進する僕ですらこの有り様ですw

逆を言えば、ツールのターゲットとなる人がそのツールを使いたいと思わせる明確な理由があれば、ツールは使われます。

その理由を、ツールを提供する側が用意すべきものなのか。


例えば、

「業務効率化ツールを積極的に使って残業時間を削減できた人にはボーナス+5万円」

「業務効率化の工夫を人事評価の一つとして導入する」

「業務効率化ツールを作って社内イントラに公開&ダウンロードされたら、ダウンロード数に応じてインセンティブ付与」

「部署別に業務効率化コンテストを開催。優勝したチームには賞品あり」

「業務効率化に貢献した社員は社内FA制度を適用できる」

などなど…


会社側が社員に対して何か報酬を用意するべきなのではと思ってます。

あ、報酬がお金ばかりになってしまったのはすみません。例として分かりやすいと思っただけです。


まぁ、

労働時間が削減できる=人件費の負担減

のはずなので、いくらか捻出できるとは思うのですがw


業務効率化に貢献した社員や効率化できている社員に対して新しい仕事を提供したり、削減できた労働時間分を有給休暇として時間単位でストックできたりする、などの仕組みができても面白いと思います。


自動化ツールがあることは決して悪くないし、むしろ積極的に活用すべきだけど、

社員が頑張るだけじゃなくて、報われる仕組みや体制を会社側が用意すべきだと思いました。

ツールの導入ベンダーだけが頑張ってもダメですね。

いろはまるのしごと

IT×業務効率化・自動化にしたたかに燃えるうさぎです。

0コメント

  • 1000 / 1000