次女が産まれました。
予定より3週間ほど早く産まれましたが元気です。
これからはこの娘たちのために馬車馬のように働かなければなりません(笑)
そして我が家の男は、僕とうさぎの2匹でございます。
肩身は狭いですが頑張ります。。。!!
育児休暇もガッツリいただきまして、RPAの将来、自分のキャリアについてしっかり考える時間がありました。
そのときは結局悩んだだけで終わりましたが(笑)最近突然ひらめきました。
普段から悶々と考えていたことがちょっと形になったような感じです。
その名も
RPAモチベーター
というポジション。
説明しましょう。
RPAモチベーターの目的は
RPA導入を検討している企業様に対して、RPA導入・運用のイメージを他社(成功・失敗)事例を伝えたり、ツールの特性やロボット開発方法などを具体的に説明して理解してもらうことで、業務自動化・効率化へのモチベーションを上げること
です。
何だかモリモリですが… 要は業務自動化・効率化に対するモチベーションを上げられれば手段を問わず何だって良いのですw
いろはまるさんは、エンジニアの気持ちもユーザーの気持ちもわかる、業務コンサルタント適性が高いですね!
— 奥田美和@ITと歌と転勤族パワーで広報PR改革!/ TK-Miwa@ゆるふわ癒し系ボーカル (@TK_Miwa3) August 20, 2019
要件定義で問題見える化し、0を1にするところを見せると、「後はボクがやるー!」という人が多いので、
「後はボクちゃんたちでやってみてね☆」とお母さん視線になるのが、コンサルです笑
要件定義で問題を見える化して、0から1に進めてあげるサポートもモチベーターの仕事にして良いかもしれません。めっちゃ大変だけどw
将来的にユーザー企業が自走(=ユーザー企業で内製化)したいと考えている場合は、ロボット開発だけでなく社員への教育もタスクになるわけですが、その教育を導入部分でやる。
ガッツリ教育はせずとも、入門編程度にRPAについて教えていれば、それだけでも業務整理・選定工程以降の作業の効率が変わってくると思います。
なぜこういうポジションが仕事として成立しないか考えたかというと、
RPA導入先のユーザー企業のITリテラシーが低かったり、RPAに対するイメージがあまりにもなく、でも業務をラクにしたいという気持ちはある
という状況によく出会うからです。
やる気はあるけど道具をどう使っていいか分からず、使い方を間違えて失望してしまう。。。というシナリオを避けるためには、
やはり導入時から「RPAはこういうもので、こうやって進めていけば大体どの企業でも運用できています。さぁやってみよう!」
とモチベーションを上げるためのテコ入れが必要かと思います。
もっと言うと、モチベーションの低い相手とプロジェクトを進めたくないという理由もあります。先々お互い辛くなるのでw
この「RPAモチベーター」は、日ハムが今年からよくやっているオープナーと近いものがあります(分かりづらい?)
昨季から米大リーグで実践されるようになったオープナーとは立ち上がりの短い回を投げる投手を指す。
RPA導入の導入のプロフェッショナルのイメージです。
導入コンサルまで担当するのか、上流工程以降はコンサルや開発ベンダーに引き継ぐのかはユーザー企業に選んでもらいます。
一貫してやってほしいと言われたらメンバー増員して対応します。
RPAモチベーターの役割は、ゴールを明確化して、そこに至るまでの道筋が決して困難でないことを示し、ユーザーをやる気にさせること。
導入を検討している企業だけでなく、もっと公の場でモチベーションを上げる活動をするのもモチベーターの仕事。
ただし、くれぐれも「何でもできるぜ!」と言い過ぎず、言葉だけが先走りしないよう、ちゃんと地に足がついたアドバイスをすること。
どこかの本に書いてあるような言葉を自分の言葉のように言わず、自身の経験に基づいたアドバイスを心がけること。
そうしないとユーザーが本当に困ったときに気持ちが分からず、的外れなアドバイスをしてしまいます。
RPAを推進する人が、相手のモチベーションとのギャップに苦しんで挫折する話はよく聞きます。それは本当にもったいないし悔しいことです。
お互いがいい気持ちで仕事をするため、自身のモチベーションを上げる意味でも、この「RPAモチベーター」というポジションは割と重要だと考えています。
技術力でなくやる気を提供する仕事ですので、いろんなアプローチの仕方があるかと思います。
世の中にこういうポジションの仕事が確立するかは分かりませんが、少なくとも僕はモチベーターとしての意識も持ちながらRPAに関わっていきたいです。
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