フリーランスのRPAエンジニアとしてブログを書いていこうと思った矢先、
最近ロボット作ってない。。。
ということに気づいて焦る始末w
ちょっと前に作ったロボットでは、RPAでやってることよるVBAでやってることのほうがボリュームが多いという不測の事態が発生w
それからというものVBAの可能性に改めて気づかされ、RPAをなるべく介さず、VBAで何でもできないか考えた時期がありましたね。
ただ、Excelにも欠点はあって、例えば
データ量が多く、かつ関数が埋め込まれたセルが多いほどExcelが重くなる
というもの。運用を考えると、
セル保護により、ロボットがセル読込ができず止まるパターン
とか
Macで編集したExcelファイルが壊れてしまう
VBAのメンテどうする問題
などなど。。。
厄介なのは、VBAを修正した最新のExcelテンプレートを用意し、ロボットもそれに合わせて修正した場合。
Excelファイルがトリガーになってロボットが稼働するような運用になっていると、ユーザー全員が同じタイミングで最新のExcelテンプレートを使ってくれるかというと、大抵そううまくはいかないという点です。
実際にあった運用ですが、ロボットが稼働してから最新のExcelテンプレートでないことが分かってロボットが止まって、障害報告としてロボットがメール通知して。。。という仕様になっていたため、最新のExcelフォーマットでないことがユーザーに分かるまでに10~15分要していました。
果たして効率化になっているのか怪しいレベルです。
例えば、
① ロボットに依頼する専用のWebページにアクセス
※最新のExcelフォーマットはWebページからダウンロード可能
② そのページにExcelファイルをアップロードした瞬間に最新のVBAが実装されたExcelファイルかどうかを判定。
のような、ロボットが稼働する前の事前判定を行なう仕組みが必要だったと思います。
もしくは、Excelをトリガーにするのをやめて、Webページに必要項目を入力させる仕組みにするか。
とりあえず言えるのは、過度にExcelに依存したRPAロボットを作ってしまうと運用が大変になるよ、ということ。
キーポイントは
各ユーザーが意識することなく、常に最新の状態でロボットを使うことができる環境を用意し続けること
だと思います。
ユーザーにとって楽にロボットを使ってもらえるように運用設計をするのは簡単なことではありませんが、常に意識していきたいですね。頑張りますw
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