連日、RPA導入のご相談で打ち合わせが続いてます。ありがたいことです。
最近確信していることがあるのですが、
打ち合わせに同席される先方の担当者はかなり重要です。
当たり前ですねw
じゃあサンプルロボット1本作ってみましょうか!というところまで話を持っていくためには、越えなければならない壁が実はいくつかあります。。。
例えばRPAそのものの理解はどの程度あるのか、現場をどの程度知っている人なのか、決裁権を持つ人か、などなど…
打ち合わせを重ね重ねできるほど担当者も暇じゃないので、こちらとしては1回の打ち合わせで進めるところまで進めたいわけです。
ただ、担当者によっては「次回までにまた自動化リスト考えておきますー」ならまだしも、「現場の業務よくわかんないからご縁があればまた声掛けますわ」と言って音沙汰なしのパターンもあります。
決裁権のない担当者が上からつぶされて失注するパターンもあります。
つい最近打ち合わせさせてもらった会社では、担当者が(ひとり?)情シスの責任者で、現場も知ってて、もちろん会社が使っているシステム全体を知っているというまさに超優良担当者でした。
この部門は〇〇というパッケージを使ってて、あの部門は△△というクラウドサービスで管理してて…
分かる…分かるぞ!この会社のバックオフィスが!!
快感にも似た気分。やっぱりバックオフィス全体を知っている人がいるっていうのはかなり大きいです。
このエクスタシーが感じられたとき、ほぼ例外なく打ち合わせは盛り上がります。
まぁそうは言っても、自動化したい業務リストが次々出てくるかというとそんな甘くはありません。その場でうーんうーん…と考えながら、喋りながら案出しするのが通例です。
そうなることはこっちも分かっているので、説明してもらったバックオフィス、システム構成をもとに、頭の中で
「システムAとシステムBを連携するとしたら…システムAは社内ネットワークしか繋がってないしシステムBには繋がらない。うーん、システムAからRPAでデータ引っ張り出して、NASの共有フォルダを使ってファイルを橋渡しして、そのファイル配置をトリガーにしてロボットをキックすれば連携はできそうだな、でもPoCでやるレベルではないな(笑)」
とか妄想してますw
その日の打ち合わせはうまく事が運んでいって、とりあえずこの業務にRPA入れてみようかというところまで話が進みました。
しかもその業務の担当者が召喚されて、割と事細かに業務をヒアリングすることができました。
もちろん詳細は後日実際に見せてもらう必要はありますし、業務フローを使って可視化する必要はありますが、初回の打ち合わせとしては上出来です。
うまく話が進んだのは、打ち合わせの担当者のおかげです。
ITの知見がある程度あって、現場のことも知ってて、人柄も良い人が出てくれたら最高ですが、なかなかそんな人は現れませんw
もしかしたらRPA導入の一番のハードルかもしれないです。
今後は担当者に頼りきりにならず、どんな人でも仕事が取れるようにしていきたいものです。
あ、最近RPA触ってないなw
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